2008年9月号(8月1日発売) 定価:780円(税込)
近年、CSR(Corporate Social Responsibility=企業の社会的責任)への取り組みが盛り上がり、
環境保護や社会貢献活動、メセナ活動を積極的に行う企業が増えてきました。
今後、消費者と信頼関係を築くためには、自らの活動を積極的に伝え、
レピュテーション(評判)を形成することが必要とされています。
本来CSRとは企業にとって特別なものではなく、
多様なステークホルダーに対して健全な関係を築くための活動です。
本業を持続的に発展させるために必要なものであり、コストではなく「投資」です。
経営活動の余力や流行ではなく、経営の柱のひとつとして考えるべきです。
企画書に関するバックナンバーは「PRIR」2005年7月号
企画書に関するバックナンバーは「人間会議」2005年冬号
企画書に関するバックナンバーは「環境会議」2005年春号
では、企業が行うべきCSR活動とは何か。
「企業の社会的責任(CSR)に関する懇談会」を主催する経済産業省は、
企業規模、業種、業態、活動地域など、それぞれの置かれている環境によって
企業の果たすべき役割が変わってくる、とコメントしています。
つまり、企業の数だけCSRが存在するのです。
CSRに取り組む上で、特に重要なポイントがあります。まず、トップの明確なコミットメント。
これがないと、従来の企業活動とCSRの活動を天秤にかけてしまうことがあります。
もちろん、トップの意思を社内に浸透させ、具体的に企業活動に落とし込んだ
継続的に取り組むための体制や仕組みづくりも欠かせません。
次に、ステークホルダーとのコミュニケーション。消費者や投資家、社員、取引先、地域社会、
子孫、そしてメディアとの関係を考え、自社が何に取り組むべきか、普段のコミュニケーションの中から
理解を得て実現していくことが大切なのです。それがひいては企業ブランドの価値創造、
競争力の向上につながっていきます。
企画書に関するバックナンバーは「PRIR」2005年7月号
企画書に関するバックナンバーは「人間会議」2005年冬号
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日産自動車では2003年、カルロス・ゴーン社長が広報部に
「サステナビリティレポートの制作」を指示したことが、
本格的にCSR活動に取り組み始めたきっかけと言われています。
ゴーン社長が「CSRの鍵は社内外とのコミュニケーション」ととらえていたことから、
中心部署に広報部が選ばれました。
CSR活動が先進的と評価される日産自動車には、このような背景があるのです。
企画書に関するバックナンバーは「PRIR」2005年7月号
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